しまぐらし ~事務屋の日記~

霞が関で国家公務員を務めていた事務屋さんが、ひょんなことから島に移住していろいろと思うところを書き連ねていきます。

「将来のために、○○だから△△しません」という論法

このまま温暖化が進んだらわたしたちの将来は無いので、学校に行っても無駄だ。
だから金曜日は学校に行きません。

という活動をしている外国の子が有名になって数年たちますが、この理屈だと、自分の力ではどうにもならない○○について、直接の因果関係が無い△△をボイコットするという「○○だから△△しません」という理屈が独り歩きするのではなかろうか。

と思ってたら、香港で同じような理屈が発動したんですねえ。

www.sankei.com

どういうこっちゃ。

 

だから朝日新聞は嫌われるんだよな

 

www.asahi.com

不思議な誤報、と言うよりも、悪意に満ちた虚報と言ったところでしょうか。

普通に考えたら、地裁の判決が国に不利だった場合、国は控訴しますよね。
地裁判決の段階で控訴を断念することはめったにないし、今回は裁判の性格からしても、この時点で断念するとは考え難い。
だから、国がどうするのか確定していない段階では、「国が控訴を断念する」という情報ならスクープする価値があると思う。
しかし、朝日新聞は「国が控訴する」という、通常の判断を一面トップでスクープしてみせた。結果、誤報だったと。

つまり、「ただ間違えた」のではなくて「何らかの意図をもって虚報を流した」のではなかろうか。
だからアサヒは嫌われるんだよな。

生協労連が最低賃金を上げろと主張しているそうですが

www.bengo4.com

本当に義務教育を修了してるのかと疑っちゃうくらい頭が悪いことを言っております。

「スーパーやコンビニでも、全国どこでも売っている物の価格はほぼ同じです。最賃の一番低い鹿児島だからといって、価格が安くなることはありません。それなのに、同じ価格の物を売り、同じ仕事をしていても1時間あたりの時給が200円以上も違います」(生協労連)

 

 

ですって。
販売数量が違う、ということを考えないのでしょうか。
そうじゃなかったら、賃金どころか家賃も段違いなんだから、鹿児島のオーナーはウハウハじゃねえか。
そもそも労組が訴えるべき相手は政府じゃなくて雇用主だろうよ。

ついでのつもりで生活費の比較を挙げているのも筋が悪い。

生協労連の上部団体「全労連」の調査によると、賃貸ワンルームに住む25歳男性で試算したとき、鹿児島市(最賃761円)では交通・通信費が月3万9000円ほどかかるのに対し、名古屋市(同898円)では約1万9000円。トータルの生活費は、鹿児島の方が1万円以上高くなったという。

じゃあ賃金を統一してもダメじゃん。
生活費も統一しろよってことなのでしょうか。

要求するときは、あれもこれもと詰め込み過ぎてはいけませんね、という反面教師ということですな。

 

 

意識高い系自分おこし協力隊のバイトテロが発生したので魚拓【キモ注意】

赴任して一年になるのだそうです。
でも、やりたいことができないと、頑張っても無駄だからあきらめることにしたのだという投稿がFacebookに出てきまして。
絵に描いたような「夢見て田舎に移住したけど挫折した協力隊」の典型ですけれども。
読めば読むほど気持ち悪いのですが、箇条書きでピックアップしておきたい。

・縁もゆかりもない●●になぜきたのか…。
・いろいろ夢や希望を胸に来たのよ、最初は。
・限られた任期のなかで、いっぱいやりたいことがあったはずなのに、何一つ出来てない
・いつの間にか、できないことが当たり前になってて諦めることが一番の最善策な気が
・今となっては、何がやりたかったのかさえ思い出せなくなっている。
・三年間でここに自分の居場所を作り、生業を作り、任期が終わってもここで暮らしていこうと思ってた
・なかなか難しいんだということがわかったことが一年間の収穫

なかなかのキモさです。
そして、

・わたしの後任を雇うときは、もうすでに●●に何度も来ていて●●のことやひとを知っている人を雇われた方がいいですよ、と言いたい。
・そうしないと移住相談会に行っても●●の魅力伝えられないし、普段集落に出る機会が他の隊員より少ない分●●に馴染むのが難しい。
・もし、次に協力隊をどこかでする機会があるならば、次は集落にどっぷり入っていけるようなミッションの隊員に応募しようと思います。

ですって。
まともに働いてないやつが、なぜか後任の選び方を心配して、またどこかで協力隊をやろうと考えているらしい。
なかなかのクソ野郎だな、ということが分かっていただけたと思いますが、実はこれだけじゃないのです。
このクソは、半年前にはこんなことを書いていまして、

・●●に来て3ヶ月が過ぎました。
・いろんな人に言われること
・『なんで●●に来たの?』
・そりゃそーっすよね。
・いい歳のおばちゃんが、
・しかも、移住するまで一度も来たことのなかった●●になぜひとりで来たのか?
・不思議に思うよね
・未だにまだうまく返せない質問。
・はっきり言って理由なんてないのかも。
・どこでもよかったのかも。
・ただどこかに逃げたかっただけかも。
・変わりたかったんです
・これが一番しっくり来る答え。

などなど、キモポエムが延々と続き、

・なんとなーく、流れに身を任せて
・これから●●でわたしがやれることを見つけて行きたいなと。

ですって。
ガチクソだ。

理由なんてないのかも→(半年後)→いっぱいやりたいことがあったはずなのに、何一つ出来てない

クソだクソ!

しかもこの半年前のポエムのコメント欄でも「今、人に言ってる理由って後付けの理由だったりしません?」とか書いてるし。
「●●に来た本当の理由なんてないのかもね。今私たちはここにいる。」

書き起こしててキモいよ涙
つまり、

理由なんてないのかも→(半年後)→(後付けで)いっぱいやりたいことがあった
ってことでしょ?
自称いい歳のおばちゃんもキモいけど、いい歳なら年相応にしっかりしてもらいたいものです。

始末が悪いのは、これが移住コーディネーターとして採用されている点ですよ。

困ったものです。

復興五輪というコンセプトは誘致のための飾りだと思ってたけど、割とそうでもないなと考え方が変わりました

東京にオリンピックを誘致するために、「復興五輪」というコンセプトが掲げられていましたよね。
ここで言う復興って、東日本大震災からの復興を指すわけですから、ある程度の競技が東北で開催されると思っていたのです。
しかし、東京で開催することが決まったら、復興のコンセプトはほとんど無くなってしまったな~というのが実感だったのです。
なので、誘致活動が終わってしまえば、あとは関係無いのかなととらえていたのですが。

でも、先日の委員会NPを見たら、ちょっと考え方が変わりました。

復興って、世界レベルでみたら「日本の復興」なんですね。
つまり、諸外国から見たら、日本は原発事故で被害を受けて、もうボロボロだと思われていたのだと。
でも、その日本でオリンピックを開催すれば、諸外国に対して「日本は復興しましたよ~」という宣伝になるということかもしれないなと。

確かに、国内から見たら被災地は主に東北三県で、浜通りの帰還困難区域を除けば、放射性物質による直接の被害はかなり少なくなった。
それ以外の地域、例えば関東では東日本大震災の影響は残っていないと言ってもいいレベルだし、関西とか九州なんて、最初から被害が無かった。
でも、諸外国から見たら、被災したのは日本という国で、人によっては未だに「日本は8年前の原発事故で、、、」と思っているのかもしれませんわな。

そういう諸外国の目線も考えると、聖火リレーのスタートがJビレッジというだけでも、復興のイメージに繋がるのかもしれませんね。

セブンイレブンのオーナーが、本部に団体交渉を求める意味が分からない

コンビニ24時間「契約と命、どっちが大事?」 オーナー労組がセブンに団交要求 - 弁護士ドットコム

セブンイレブンのオーナーが、本部に団体交渉を求めたというニュース。

なんでフランチャイズチェーンのオーナーが団体交渉を求めたのだろう、、、という点はさておいたとしても、イマイチ意味が分からない。

チェーン店になるために「基本的には24時間営業をする」という契約をしてるんでしょ?
だったら24時間やってくれよ、というのが普通じゃないのかしら。
バイトを募集しても集まらない、だから24時間営業ができないのだとしたら、時給とか勤務条件の待遇を良くしてでも集めるか、チェーンから離脱する、のどちらかを選ぶのが普通だろうと。
それなのに、「(24時間という)チェーンイメージが大切なのか、人の命が大切なのか考えてもらいたい」って、それはもう言いがかりとしか思えない。

そんなもん、人の命の方が大切に決まってるじゃんねえ。
だから、そんなチェーンは離脱するべきだよ。
それなのに、

>松本さん自身も「セブンイレブンは、世の中にはなくてはならない存在」だと認める。だからこそ、持続可能な仕組みを整え、「本当の意味での社会的インフラにしてほしい」と主張する。

って、あなた。
コンビニなんてただの商売だろうよ。
社会的インフラだなんておこがましい。東日本大震災のときだって、あっという間に商品が無くなって棚がスカスカになってたじゃん。
っつーか現状から考えても、本当に社会的インフラならうちの近所にも出店してくれないとおかしいじゃねえかと。最寄りのセブンイレブンまで最短でも2時間以上かかるぞと。

なんかこう、全体的にもやもやするニュースですよね。

「長崎ランタンフェスティバル」への補助金を廃止するかと思ったら継続するんですってよ

昨年末、長崎県が、これまで補助金を交付していた5つのイベントについて、財政難を理由として2019年度で廃止するという方針を打ち出したのでした。

そのあたりの経緯は長崎新聞の記事に出ておりますが、
>県は2000年度に「県21世紀まちづくり推進総合補助金」を創設して以降、両市を通じて毎年、5イベントの運営費を補助。14年度は計約3200万円を補助したが、本年度は約1200万円にとどまり、来年度は600万円に縮小する見込み。県は今年2月、来年度限りで補助金を廃止すると両市に通知していた。
>背景には県財政の厳しさがあり、県観光振興課は「大きく成長したイベントなので補助金なしで運営する手だてを検討してほしい」としている。

ということのようです。

https://this.kiji.is/450318023049102433

たしかに、今年度は600万円の補助予定だったようですが、Wikipediaには『2008年には行政からの拠出金と各所からの協賛金の合計が1億円を上回った』って書いてあるので、廃止してもそれほど大きな影響は無さそうな気がしますけれども。

ところが、開催が近づくにつれて反発が大きくなってきたようで、ついに
長崎県は今年の「ランタンフェスティバル」では、明かりをともした風船を空に飛ばす「スカイランタン」の取り組みが初めて行われることに着目して、補助金を維持する方針を長崎市に伝え、今年度も昨年度並みのおよそ600万円を交付する方向で調整を進めています。

と、方針転換したのだと。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190129/5030003117.html

それってすげえ変じゃねえ?

財政難だから補助は止めようということになって、急に止めるんじゃなくて平成26年度から徐々に減らしてきたのだと。
それが急に「スカイランタンに注目して補助金を維持」って。何だよそれ。

新しい取り組みとして、スカイランタンだけ補助するなら分からないでもないけど、そもそも補助打ち切りの理由は『財政難』で、「大きく成長したイベントなので補助金なしで運営する手だてを検討してほしい」って言ってたんじゃねえの?
じゃあ他のイベントも、何か新しいイベントを組み込んだら補助し続けることになるの?
くだらね~

で、県庁の説明は
長崎県観光推進課は「新たな取り組みにより、集客増も見込まれることから補助金を維持する考えだ。新年度以降も同じ方針で臨みたい」と話しています。

あたりまえじゃんねえ。
集客増を見込むから新しいイベントを組み込むんだよ。
それを理由に補助を維持するって、全然理由になってねえよ。
ほんっとにダメな県庁だな。

そんなことだから財政難が解消しねえんだよ。