しまぐらし ~事務屋の日記~

霞が関で国家公務員を務めていた事務屋さんが、ひょんなことから島に移住していろいろと思うところを書き連ねていきます。

PrimeDay雑感

Amazonの便利さは異常。
とくに、超ド田舎で暮らしていると、Amazon無しの生活は考えられない。
っつーかAmazonがあるから、気楽にいなか暮らしが楽しめるのですが。

しかも、primeメンバーになれば送料は無料だし、いろんな無料サービスがゴテゴテ付いてくる。
映画とかドラマも見放題だし、Fire端末があればダウンロードしておけるから、風呂でもフェリーでも退屈しない。
PrimeMusicは品ぞろえがヘボいけど、毎週「おおっ」と思うような曲が追加されるし、スマホにダウンロードできるから島内移動の時に聴いてて飽きない。

ところがどっこい、音楽の品ぞろえが格段に良いMusicUnlimitedが、今だけ「4か月で99円キャンペーン」なんてものをやっていまして。
コストパフォーマンスで考えたら乗らない手はないのですが、5か月目以降は普通料金(7,800円/年)だ。

でもなー、使い始めたらやっぱり5か月目以降も使い続けたくなるんだろーなー。
だから最初は99円でも、年間7,800円だと思わないといけないし、そう考えたらちょっと無駄な気がするよなー。
などと考えまして、乗らないという結論に達したのでしたが。

でも、昨日今日でAmazonに支払ったお金のことを考えると、7,800円くらいかわいいもんだと気づきました。


ダメ人間。

大規模災害が発生したとき、個人で支援物資を送るのは止めてほしい

大きな災害が起こるたびに「個人なら支援物資を送るよりもお金を送った方が良い」と言い続けているのですがなかなか改善されませんなー。

個人で物資を送ることの難しさやデメリットは以下の通り。
・ニーズにマッチしない(モノの不一致、適時性の不一致)
・被災地の負担が増える(仕訳人員の不足、物流リソースの不足)
・効率が悪い(モノ、情報、リソースは規模の経済が働く)
しかしまー、これらは全部理屈の話しなので、感情で動いてる人には全く通用しないということらしい。
ひとつづつ見てみよう。

・モノの不一致
個人やご家庭で「被災地が困っている」という善意から、我が家に備蓄してある防災セットをそのまま段ボールに詰め込んで送ったりする人が多い。
しかしよく考えてほしいのは、受け取り側の事情です。
家庭用の防災セットが100個届いても、そのまま避難所にお届けする訳じゃないのです。
食べ物は食べ物(米、乾パン、味噌汁など種類ごとに)、水は水、コンロはコンロ、懐中電灯は懐中電灯、ラジオはラジオに仕訳するんですよ全部。その仕訳をするのは被災地の人です。
だったら、食べ物なら食べ物をドーンと送ってほしい。水なら水をドーンと。

この「ドーン」の規模も分かりづらいところなので、飲み水を例にして考えてみましょう。

例えばあなたの住むマンションに100世帯入っているとして、平均して3人で住んでいると仮定します。すると、300人分の水が必要。
一人一日当たり2リットル必要と考えたら、マンション全体で一日に600リットル欲しいということになります。
ペットボトルの水は1ケースで12リットル入ってますから、一日に50ケース欲しいですよね。ということは、断水が一週間続くとしたら、350ケース欲しい。
重さで言えば、ほぼ4.2トンの水ということになるわけですから、4トントラック一杯という感じです。

自治体の人は、そういう規模で動いてるのに、個人やご家庭からペットボトル何本という支援物資が送られてくるのは、はっきり言って迷惑。だからやめてほしいと思っているのです。

・適時性の不一致
どこそこのだれそれがコレを欲しがっている、という情報をテレビやネットで見聞きして、送る。
届くころにはもう足りているし、むしろその物資で集積所が溢れかえっていることも多い。
これが水とかコンロならいいけれども、「意外とコレが足りていません」みたいな情報が流れると、感度の高い人たちが一斉に送り付けるので、あっという間にゴミの山になりがちなので、報道する人にも気を付けてもらいたいものです。

・仕訳人員の不足
上記の通り、思い付きで報道して思い付きで送りつけてくるので、仕分けするだけで精一杯になりがち。
しかも、現場は仕訳すれば終わりということじゃなく、仕訳た後で避難所や被災世帯に送り届けないといけない。
モノだけじゃなく、被災状況をとりまとめたり、いろんなゴタゴタが山積みになってそもそも人手が足りない。
そんな状況で、たかが善意の仕訳にリソースを振り向けるのって無駄ですよねえ。

・物流リソースの不足
仕訳人員と同様に、物流に関わるあらゆるリソースが足りない。
そもそも、道路が足りない。
全国からいろいろなモノが送られてくるので、トラックで道路が渋滞する。
復旧作業に必要な重機の移動もあるし、もちろん緊急車両も道路を使うのに。


これらような理由から、個人なら物資よりお金を送るべきだと思っております。
そもそも、水なんて自治体とボトラーが災害協定を結んでるから個人が心配しなくても大丈夫だし。
それでも個々の被災世帯まで届いていないのだとしたら問題だけど、そういう場合は個人が送ろうとしても届きません。物流の問題が発生しているのが主な原因です。

アメフトの報道はいつまで続くのだろうか

ケガをさせられた選手は気の毒。

だけど、無事に試合にも復帰したということなので、身体的なダメージはそれほどでもなかったのだろうかとも思う。無事でなによりです。

それに対して、この報道はいつまで続くのだろうか、、、

 

要するに、日大に対するネガキャンですよねえこれって。

そりゃあ日大なんて人数が多いだけで、学力的には大したことはない。それでも大きなお金が動くから、これまでマスコミは遠慮していたところがあるのでしょう。実際にCMも流れてたし。

そこに、いかにも悪党っぽい人たち(親分と若頭と鉄砲玉みたいなの)が現れて、始末の悪い言動に終始していると。叩き放題ってことなのでしょうけれども。

 

それにしても、被害の程度と比べて報道時間の長さは異常だと思う。

試合に復帰したというニュースを見るまでは、入院して再起できるかどうか?くらいのケガなのだと思っていましたものねえ。それがあなた、3週間で復帰って、、、無事でよかったですけども。

 

あと、鉄砲玉は許してもいいけど親分と若頭は許さないでほしい、みたいな論調もどうかと思うんです。

だって、例えばこれが殺人事件だったとしましょうよ。自分の大事な人が鉄砲玉に殺されてしまったとして、

鉄砲玉「若頭に『やれ』と言われたので殺りました。今は反省しています。」

若頭「『やれ』とは言ったが殺せという意味ではありません。」

親分「俺は言ってないよ~」

と証言しているとき、鉄砲玉だけは許してあげたいと思いますかね?

 

思わないでしょうよ~

やっぱりどんなに反省していても、追い込まれていたとしても、実行犯は罰すべきだし、その教唆だか共犯として若頭とか親分も罰するのが正義ってものでしょう。

結局今回の事件は、被害程度が軽いから鉄砲玉は許してやる。親分と若頭は気に入らないからリンチだぜ、ということじゃないのかしら。

そんな気がして、このニュースには辟易しています。

「シーグラス」でググると、今のところ12位に出てくるアノ記事ですよ

そんなこんなで、2月末に提出したいなかマガジンの原稿が、4月になっても掲載されておりません。
うそだろ~と思って、もしかしたら載ってるのに連絡が来てないだけじゃないかとチェックしてみたら、ほんとに載ってないの。
何のために1ヶ月も寝かせてるのだろうか、、、去年は3月に書いた記事が夏に掲載されてたし、何か理由があると思うんですけど、何なんですかねえ。気になる。

気になると言えば先日書いたように、新らしい記事が読まれていないのも気になるところ。
相変わらず、アクセストップ10では2年前の記事が最新。
しかも、例のシーグラスの記事がいつの間にか1位になってんの、何じゃこりゃあ?って感じですよ。

Googleのキャッシュを使ってざっくり調べてみたら、
2/27・・・6位(227ビュー)
3/11・・・4位(319ビュー)
3/22・・・3位(389ビュー)
3/27・・・2位(483ビュー)
で、今日は1位(559ビュー)なんですね。
なんだこれ。暖かくなってきたからシーグラスでも拾いに行こうかな~って検索した人が読んでくれているのでしょうか。ありがたいことですが。

しかし、なんでこんなことになってしまったのでしょう。以前のいなかマガジンは本当に読みごたえがあって面白い記事が載ってましたけど、最近はさっぱりですよねえ。
思うに、3年前から導入されたノルマ制が良くないんじゃないですかね。元々、執筆者は毎月1本書くというルールだったのですが、このノルマを達成できなかったら1本につき1万円徴収するというルールになって、そのころから質が落ちたような気がするのですが。
それまでは、ネタが無かったら書かなかったから、執筆者が書きたいことをじっくり書くことができた。けど、なんとかしてネタを振り絞って書いてるから、内容の薄いただの日記みたいな記事が増えたんじゃないですかねえ。
あとは、この業界全体に言えることですが、執筆者の質が落ちているということもあるのでしょう。悩ましいことですが、業界全体を移す鏡のようなことになっているのかもしれませんね。

すごく面白くて、毎日のようにチェックしていた元ファンとしては、本当に残念なことです。

財務省の決裁文書書き換え事件が佳境を迎えましたが

いやー。
いちおう、中央の役人の端くれだった者ですが、これはちょっと信じがたい大事件ですよ。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180312/k10011361331000.html

ぶっちゃけたはなし、決裁が済んだ文書を書き換えるということ事体は稀にあるらしいけど、それはケアレスミスを直す程度。
(他人から聞いた話だからよく分からないけどね!ね!)
決裁内容の根幹に関わる部分を修正することはあり得ないし、いわんや、国会に提出する文書を書き換えるなんて絶対にあり得ないことで。

しかも、「我ら富士山、他は並びの山」でお馴染みの財務省の本省様が?絶対にそんな危ういことしないでしょ~
と思っていたので、この報道が出てきた時点では、きっと本省に忖度して近畿財務局が勝手に書き換えたんだと思っていたものでしたが、、、まじか。
しかも、それがバレちゃうなんて。
「我ら富士山」ですよ。
バレるようなヘマをする人たちじゃないはず。

そう考えると、一部で言われているような安倍政権を追い落とすためのリークなのかしら。
昭恵夫人云々の記述があったということは、内閣総辞職まで追い込めるという算段なのか。

でもねえ、財務大臣が更迭されるだけだったりすると、後任が与しやすい人とは限らないし、むしろとんでもねえ人が大臣に据えられてしまったりしたら目も当てられない。

肉を切らせて骨を切るつもりが、肉を切らせて骨も切られちゃったりしたら大変ですよね。

 

いなかマガジンはつまらなくなりましたよね。

いなかマガジンは、つまらなくなりましたよね。
5年以上前に読んでいた人は、もうほとんど読まなくなってしまったのではなかろうか。

以前は面白かったし、参考になったし、定期的にチェックして読んでいたけれども、おそらく今は田舎系メディアとしては認知されていないのではないかと思う。
だって、最近30日のアクセス数が分かる右柱のランキングを見ると、最新の記事は2016年の9月の記事。それ以降の記事は直近30日以内に200件もアクセスが無いということですよ。
このランキングに入ってる記事も、いなかマガジンとして読まれてるんじゃなくて、検索すると引っかかってくるだけなんだろうな。検索にヒットしやすいというのは大きなメリットだけれども、このまま続くとその優位性も怪しくなってくるでしょう。
これはゆゆしき事態だと思うんですけど、編集部の人は危機感が無いのだろうか。

ざっくりタイトルだけ見ながら半年分くらい遡ってみたら、まあ悲惨な状況ですよ。これなら読まれなくても仕方ない。というか、自分でも読んでみたいと思う記事はほとんど無いし、実際に開いて読んだ記事は1本だけですもんね。

初めて執筆するときに、自己紹介的な記事なるのは仕方ないと思いますけど、何回も繰り返し「俺が俺が」って書き続けてる人は何様のつもりなのだろうか。
その地域の魅力とか、都会と比べるとこんな感じですよとか、読む人が興味を持つような記事を書かなかったら意味ないよねえと思うのだけれど。

おそらく、タイトルを工夫するだけでももう少し読まれると思うけど、編集部としてはそのあたりには手を掛けないらしい。
困ったものです。

北陸の豪雪で仁愛女子高校の試験日が延期されたというニュースの違和感

北陸の豪雪で気になるニュースが。

www3.nhk.or.jp

あまりの豪雪により、高校の試験日程を延期したのだと。

その会場でインタビューを受けた子が

「勉強をこの日のためにしてきたのに きょうできないのは残念」

と答えているのだ。

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、テキスト

この部分は全国ニュースでも使われていたので、目にした人も多いと思いますが、どうでした?

高校受験ということは、この子は中学生だ。変な応答になってしまうのは仕方ないと思うけれども、自分が面接官だったらこの子は落とすよね、きっと。

面接では「あなたは、試験を受けるために勉強しているんですか?」って確かめたい。そして、「大雪の影響で試験会場に来られない受験生がいるのだから、延期するのが当然だと思いませんか?」と。

子供が悪いんじゃなくて、親が悪いのだろうとは思うけど、こういう短絡的に損得しか考えられないような子に育ててもらちゃー困るのだよ。

百歩譲って、受験のストレスでこういう応答をしてしまったのだとしたら、過度な受験勉強をさせるよりも他にすることがあるだろうと思うのだけれども。

 

同じ日に、道路が通れなくなって雪の中で立ち往生している車が千台以上あったり、配達の途中でスタックしてしまったトラックをみんなで救出したニュースが流れたりしてたけれども、この子だけが異質で目立ってたよねえ。

被害の程度の問題とは言え、試験が延期されたくらいで残念がっているようでは、将来が心配ですよ>保護者の人