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しまぐらし ~事務屋の日記~

霞が関で国家公務員を務めていた事務屋さんが、ひょんなことから島に移住していろいろと思うところを書き連ねていきます。

あのセンセイが相変わらずアレな件について

ICTとかESDとか言っていたあのセンセイですが、今度はCCRCにご関心が移ったようです。

そして、Nスペ「縮小ニッポンの衝撃」をご覧になったそうで、島内版CCRCを提言したいのだと。(そんなもん一般質問でやらずに市役所に言いに行けって感じですが)

 

センセイが言う島内版CCRCというのは、要するにコンパクトシティ構想の中にCCRCも入れ込めと。それで老人が移住すれば集落数を減らすことができるので、インフラ管理コストが減るから自治体が長生きできるぞと。

つまり、そもそもCCRCが何なのか分かってないご様子。

CCRCって、都会でバリバリ働いてたサラリーマンが定年を迎えて何もすることがなくなり、かと言っていまさら地域コミュニティにも馴染めず、いきなりいなかに移住してもやっぱりコミュニティが受け入れてくれないのでマンションの中でテレビみて新聞読んで文句言ってるだけだとあっという間に要介護だよ!ということにならないように、ちょっとアクティブな老人ホームと周辺整備をすることで老人が集まりやすい環境を作っておけば引きこもり老人にならずに済むよ!だからこのようなアクティブ老人街をいなかの方に作って都会老人を移住させればちょうどいい、という政策ですよね?

 それなのに、何十年も前から住んでる集落で、何十年も畑作業やら漁業で身体を動かし、顔見知りばかりのコミュニティもあるのに、移住するメリットなんてあるのか?

もちろん、医療機関が近くなるだろう。でも、それだけだよ?医療機関が遠くても、そこで何十年も過ごしてきた人が、そのメリットを求めて移住するなら、島内の新しいコンパクトシティより島外の大都会を目指すだろうよ。だってその方が便利だもん。子供も孫も大都会にいるってのに、何を好き好んでちょっと不便な新しい街に引越すのだろうか。

 もっと言えば、そもそもCCRCなんて発想は「たくさん金を持ってるのに全然使わない年寄りから金を吸い上げるための仕組み」であって、どう考えても限界集落で細々と暮らしてる人は対象にならない。

都会で定年まで働いた=老後の貯蓄と退職金を持ってるからこそCCRCで金を使わせるぜ~という政策なんだよ。そこのところが分かってないから、相変わらず意味不明な、それでいてご本人はご満悦な政策提言になっちゃうんだよな~

 

ついでに、今の振興局長が県庁ではCCRC担当課長だったので連携しろとか。

え~?

今の振興局長ってアレをアレして振興局長になっちゃった人ってもっぱらの評判ですが、大丈夫ですかねw