しまぐらし ~事務屋の日記~

霞が関で国家公務員を務めていた事務屋さんが、ひょんなことから島に移住していろいろと思うところを書き連ねていきます。

有明漁協の役員と職員がいなくなって、事務所を閉鎖してしまったそうな

報道によると、昨年度の決算を集計していたところ売上金が700万円ほど足りないのだと。
なので決算がまとまらず、総会も開けない。
そして役員の改選要求書が提出されて、役員が全員辞めてしまったと。
そんで職員も止めてしまい、事務所も閉鎖。

そもそもの原因は、一昨年の決算で現金が850万円足りなかったのだと。
その原因究明を条件に決算を承認したのに、原因が分からないまま。

え、現金が850万円足りなかったの?
その上に、今年も足りない(累計1,550万円?)ということなのか、はたまた、今年は逆に150万円の原因不明の収入が上がって圧縮されたのかは記事から読み取れませんが。

漁協の理事って止めたら責任放棄できるものなの?
職員だって辞めたりしたら逆に司直の捜査が始まりそうな気がするけれども。

あと、一番気になるのは「漁協って金融機関だよね?」という点で。
実際、この支所ってJFマリンバンクの窓口だかATMがあるみたいだし。
事務所を閉鎖しちゃったみたいですけど、そのあたりは大丈夫なんですかね?

いずれにせよ、いかにも漁協っぽいニュースだよな、、、と言ったら全国の真面目な漁協に申し訳ないけれども、いなかの地元民だけで回してる漁協なんて、だいたいこんなもんだよなと思いました。

関連報道↓
NHK長崎「有明漁協 700万円以上が不足」
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180921/5030002050.html

長崎新聞有明漁協が機能不全 全役員辞任、職員も退職」
https://this.kiji.is/415524156969780321?c=39546741839462401