しまぐらし ~事務屋の日記~

霞が関で国家公務員を務めていた事務屋さんが、ひょんなことから島に移住していろいろと思うところを書き連ねていきます。

セブンイレブンのオーナーが、本部に団体交渉を求める意味が分からない

コンビニ24時間「契約と命、どっちが大事?」 オーナー労組がセブンに団交要求 - 弁護士ドットコム

セブンイレブンのオーナーが、本部に団体交渉を求めたというニュース。

なんでフランチャイズチェーンのオーナーが団体交渉を求めたのだろう、、、という点はさておいたとしても、イマイチ意味が分からない。

チェーン店になるために「基本的には24時間営業をする」という契約をしてるんでしょ?
だったら24時間やってくれよ、というのが普通じゃないのかしら。
バイトを募集しても集まらない、だから24時間営業ができないのだとしたら、時給とか勤務条件の待遇を良くしてでも集めるか、チェーンから離脱する、のどちらかを選ぶのが普通だろうと。
それなのに、「(24時間という)チェーンイメージが大切なのか、人の命が大切なのか考えてもらいたい」って、それはもう言いがかりとしか思えない。

そんなもん、人の命の方が大切に決まってるじゃんねえ。
だから、そんなチェーンは離脱するべきだよ。
それなのに、

>松本さん自身も「セブンイレブンは、世の中にはなくてはならない存在」だと認める。だからこそ、持続可能な仕組みを整え、「本当の意味での社会的インフラにしてほしい」と主張する。

って、あなた。
コンビニなんてただの商売だろうよ。
社会的インフラだなんておこがましい。東日本大震災のときだって、あっという間に商品が無くなって棚がスカスカになってたじゃん。
っつーか現状から考えても、本当に社会的インフラならうちの近所にも出店してくれないとおかしいじゃねえかと。最寄りのセブンイレブンまで最短でも2時間以上かかるぞと。

なんかこう、全体的にもやもやするニュースですよね。