しまぐらし ~事務屋の日記~

霞が関で国家公務員を務めていた事務屋さんが、ひょんなことから島に移住していろいろと思うところを書き連ねていきます。

生協労連が最低賃金を上げろと主張しているそうですが

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本当に義務教育を修了してるのかと疑っちゃうくらい頭が悪いことを言っております。

「スーパーやコンビニでも、全国どこでも売っている物の価格はほぼ同じです。最賃の一番低い鹿児島だからといって、価格が安くなることはありません。それなのに、同じ価格の物を売り、同じ仕事をしていても1時間あたりの時給が200円以上も違います」(生協労連)

 

 

ですって。
販売数量が違う、ということを考えないのでしょうか。
そうじゃなかったら、賃金どころか家賃も段違いなんだから、鹿児島のオーナーはウハウハじゃねえか。
そもそも労組が訴えるべき相手は政府じゃなくて雇用主だろうよ。

ついでのつもりで生活費の比較を挙げているのも筋が悪い。

生協労連の上部団体「全労連」の調査によると、賃貸ワンルームに住む25歳男性で試算したとき、鹿児島市(最賃761円)では交通・通信費が月3万9000円ほどかかるのに対し、名古屋市(同898円)では約1万9000円。トータルの生活費は、鹿児島の方が1万円以上高くなったという。

じゃあ賃金を統一してもダメじゃん。
生活費も統一しろよってことなのでしょうか。

要求するときは、あれもこれもと詰め込み過ぎてはいけませんね、という反面教師ということですな。