「サッカー偽代表チームの正体」というドキュメンタリーが面白かった件について
先日、NHK-BSで立て続けに二本のサッカードキュメンタリー番組が放送されまして。
一本は欧州で活躍しているベテラン三人のオンライン対談。
これも面白かったけど、もう一本のドキュメンタリーが推理小説のように面白かったんです。
題材になっているのは10年前の話で、国際試合の一方のチームが偽代表だったという本当にあった事件なのだそう。
(この時事通信の記事が当時のもの。写真もこれが本物のようで、なんとユニフォームはレプリカなんですってよ。NHKのサムネイル画像は本物の代表の顔に加工したんですかね)
で、前半は偽代表とその試合の内容が当事者の口から語られるのですが、途中から「なぜそのようなことが仕組まれたのか」という確信に迫るのです。(試合の様子はゴールシーンのみのダイジェストしか残っていないらしい)
そして、最後の最後で結果としての現状が語られて、それがものすごく後味が悪い、、、
という、まるで後味悪い系ミステリーのような構成になっていたのでした。
つまり、時系列で並べると
1.企画
2.準備
3.試合
4.現状
となるところを、ドキュメンタリーでは
3.試合
2.準備
1.企画
4.現状
の順に語ることで、興味深く、かつ後味の悪いはなしとしてまとめているのだなと。
構成って大事だな、と改めて認識しました。